アメリカ軍の派遣と中国政府

中国政府はイスラム国に対して最小限の非難声明を出したのみでほとんどアクションを起こしていません。

ムスリムが多く住む新疆ウイグル自治区を刺激したくないという面もありますが、ある中国政府関係者に言わせれば、他に二つの理由があるそうです。

①イスラム国という国際問題を引き受けて主導権を担うほどの力を中国は持っていない。

②現在のアメリカの政策は非常に不安定だから、そこに安易に関わるのはリスキーである。

上海国際問題研究所という政府系シンクタンクの研究員も、これと同様のことを言っているようです。

ここから読み取れることは、まず中国はいまだ超大国ではなく、政府自身もそういう現実を自覚した上で戦略を練っているということです。

そして、アメリカの中東政策は中国からも「危なっかしい」と見られているとゆうことです。