口臭の種類について話をしていきます。
・アルコールなどによる口臭
飲酒後などに発生する口臭です。強い刺激性のある飲み物を飲むことによって、ノドの粘膜が傷ついて細菌に感染してしまうことが原因とされています。また、喫煙者の場合にはタバコに含まれるニコチンやタールといった成分により、口臭が発生しやすくなります。禁煙したいと思っている方は、一度試してみてもいいかもしれませんね。ただ、習慣になってしまうと依存症になる可能性もありますので注意してくださいね。
・胃腸からの匂い
胃液に含まれている消化酵素や、胆汁酸などが混ざった状態で口の中に広がっていくと、強烈な苦味を感じます。この独特の風味が不快臭の原因となっているのです。また、にんにくを食べると一時的に口臭が発生することもあります。ニンニク料理を食べた後にニオイが残っていると感じたら、胃腸の働きが低下しているサインなので要注意です。
・便秘による口臭
便秘になると、腸内で腐敗したガスが発生するようになります。それが体内に吸収されることで、口の中のニオイが強くなってしまうわけですね。水分補給を十分に行いながら排便を心掛けましょう。
口臭予防の方法とは？ それでは次に、どんな方法で口臭を防げばいいのか見ていきたいと思います。・ガムを噛む まずは歯磨きの前に、口腔ケア用のガムを口に含むようにします。すると唾液が出るため、口腔内の殺菌作用が高まり、虫歯や歯周病を防ぐことができますよ。・舌ブラシを使う 舌の表面には舌苔と呼ばれる白い汚れが存在しています。これは食べカスではなく、菌の塊のようなものです。これがあると、いくら磨いても口の中がスッキリしないばかりか、口臭の発生源になってしまいます。そこで、舌専用に販売されている舌ブラシを使って舌の汚れを落としてあげましょう。定期的に使用するようにしてくださいね。
・水を飲む
飲むタイプの消臭剤というものがありまして、これが結構効果が高いんです！ 例えば市販されているポカリスエットなどです。これを1日3回に分けて飲んでいきます。すると、飲んだ直後から口臭が消えていくんですよ。ただし、大量に飲み過ぎても逆効果になりますから気をつけてくださいね。・うがいをする うがい薬も市販されていますよね。あれを利用するだけで、かなり効果的ですよ。特にミント系の香りが強いものが良いでしょう。ちなみに私は、洗口液タイプを使っています。
このように、簡単にできるものがたくさんあるので、ぜひ試してみてくださいね。