男性看護師の価値を高めてくれる職種とは

厚生労働省の「令和4年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」1によると、2020年の時点で男性看護師の就業者数は11万2,164人でした。
看護師全体は131万1,687人でしたので、男性看護師の割合は8.6%となります。
男性看護師の割合は、年々増加しています。
2018年から2020年のわずか2年間の間にも、約9,000人増加しています。
そのため、今後も男性看護師の割合がさらにアップする可能性が高いと言えます。
男性看護師は、医療現場で多様な役割を担っています。
特に、以下のような職種では、男性看護師の需要が高まっています。
・精神科:患者さんの暴力や抵抗に対応するために、体力や精神力が必要です。
・手術室:長時間の立ち仕事や緊張感を要するため、体力と精神力が必要です。
・救急科:不規則な勤務時間に加えて、肉体的・精神的にハードな現場のため、体力と精神力が必要です。
・リハビリテーション科:患者さんの体を支えることが多く、腕力が必要です。
・男性専門外来:EDやAGAなど、男性に特化した専門外来では、男性患者さんから相談しやすいと感じられます。
また、男性看護師は、資格を取得して認定看護師や専門看護師になることで、さらに専門性やスキルを高めることができます。
管理職や独立することも可能です。
以上のように、男性看護師は、多くの職種で価値を高めてくれると言えます。
男性看護師は、女性看護師と協力しながら、医療現場を支える貴重な存在です。
男性看護師の方なら、他職種への転職も選択肢の一つです。
男性看護師の転職は他職種がおすすめ!